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憲法と法律の違いをやさしく解説!

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はじめに:憲法と法律の違いって、なんで大事なの?

「憲法」と「法律」って、どちらも“国のルール”みたいな言葉で、よくニュースにも出てきますよね。
でも、「どっちもルールなら、何が違うの?」と聞かれると、ちょっと困ってしまう人も多いはずです。

実は、憲法と法律の違いを知ることは、自分の権利や自由を守るうえでとても大切なんです。
この記事では、むずかしい言葉を使わずに、スッキリ理解できるように解説します。


憲法と法律の違いを知る前に:そもそも「ルール」って何?

私たちの周りには、いろんなルールがあります。
たとえば、

  • 学校では「廊下を走らない」
  • 家では「夜9時までに宿題を終わらせる」
  • 友だちとの約束では「ウソをつかない」

これらはすべて、「みんなが気持ちよく生活するためのルール」です。

同じように、国にもルールがあります。
その国のルールの中で、一番上にあるのが「憲法」、その下にあるのが「法律」なんです。


憲法とは?――国の“ルールのルール”

憲法は「国の基本ルール」

憲法は、国のしくみや、国民の権利を守るための一番大切なルールです。
つまり、すべてのルールのもとになる決まりなんです。

たとえば、

  • 国会や内閣、裁判所がどんな役目をするか
  • 国が国民にしてはいけないこと
  • 国民が持っている自由や権利

これらを決めているのが憲法です。
日本の憲法は、「日本国憲法」と呼ばれ、1947年(昭和22年)に作られました。

憲法の役わりは「国民を守ること」

憲法は、国が勝手に国民の自由をうばわないようにするためのルールでもあります。
たとえば、

  • 言いたいことを言う自由(表現の自由)
  • 学校に行ける権利(教育を受ける権利)
  • 人として大切にされる権利(基本的人権)

こうした大切な権利を守るために、憲法があるのです。
つまり、憲法は国のためだけではなく、国民の幸せを守るためのルールなんです。


法律とは?――憲法のもとで作られる「具体的なルール」

法律は「生活を守るためのルール」

法律は、憲法にしたがって国会が作るルールです。
私たちの毎日の生活に関係する、より細かい決まりを決めています。

たとえば、

  • 交通ルールを決める「道路交通法」
  • お金や契約のルールを決める「民法」
  • 犯罪と刑罰を決める「刑法」

これらはすべて「法律」です。
つまり、憲法が“国の大きな約束”なら、法律はそれを守るための細かいルールです。

法律は国会が作る

憲法では、法律を作るのは「国会」と決められています。
国会で決まった法律は、内閣が実際に動かし、裁判所が守らせます。
この流れは「三権分立」と呼ばれ、国のバランスを保つ大事な仕組みです。


憲法と法律の違い3つをわかりやすく解説!

① 作る人が違う

  • 憲法:国民の意思で作られ、変える時も国民投票が必要です。
  • 法律:国会(つまり国民に選ばれた議員たち)が作ります。

憲法を変えるのはとても大変で、国民の多くが「変えてもいい」と思わないと変えられません。

② ルールの強さが違う

憲法は「ルールの親分」です。
どんな法律も、憲法に反してはいけません
もし反していたら、その法律は「無効」になります。
このことを「違憲(いけん)」といいます。

③ 内容のスケールが違う

  • 憲法:国の仕組みや人権など「大きな方針」
  • 法律:具体的にどうするかという「細かい決まり」

たとえば、憲法は「みんなに教育を受ける権利がある」と書きますが、
どんな教科を勉強するか、何年通うかは「学校教育法」という法律で決めます。


憲法と法律の違いを身近な例で考えよう!

学校にたとえると?

  • 憲法=学校全体の「校則の原則」や「教育理念」
  • 法律=クラスや部活ごとの「細かいルール」

たとえば、学校の理念で「みんなが安心して学べる学校を目指す」と書かれていたら、
それが“憲法”のようなものです。
そして、「遅刻したら職員室に行く」「スマホは授業中に使わない」などの細かい決まりが“法律”です。

会社にたとえると?

  • 憲法=会社の「経営理念」や「会社全体の方針」
  • 法律=各部署の「仕事マニュアル」や「規則」

会社の理念が「お客様を第一に考える」であれば、それが憲法の役割。
一方、「電話は3コール以内に出る」などの細かい決まりが法律です。

このように、憲法は全体の方向を示すルールで、法律はその中で行動を決めるルールなんです。


もし憲法を破る法律ができたらどうなるの?

もし、国会が憲法に反する法律を作ってしまったら?
そのとき登場するのが「最高裁判所(さいこうさいばんしょ)」です。

最高裁判所は「その法律は憲法に合っているかどうか」を判断します。
もし憲法に反していたら、その法律は「無効(むこう)」になります。
これを「違憲審査(いけんしんさ)」といいます。

実際に日本でも、「結婚は男女に限るのか」「表現の自由はどこまで守られるのか」など、
憲法と法律の関係が問題になった裁判がたくさんあります。


憲法と法律の関係を一言で言うと?

憲法は「国のルールの頂点」
法律は「憲法のもとで作られる、国民のためのルール」

つまり、憲法が国全体のルールの“親分”で、
法律はその下で動く“子どものルール”なんです。


もっと理解を深めたい人へ

おすすめの学び方

小学生でも理解できるように書かれたマンガや動画もたくさんあります。
おすすめは、

  • 『マンガでわかる日本国憲法』(学研)
  • NHK for School「くらしと政治」シリーズ
  • e-Gov法令検索(実際の法律が見られる公式サイト)

こうした教材を使うと、憲法や法律の仕組みをもっと楽しく学べます。


まとめ ― 憲法と法律の違いをしっかり覚えよう!

最後に、この記事の内容をもう一度まとめてみましょう。

  • 憲法は、国の土台となる一番上のルール
  • 法律は、憲法に基づいて作られる具体的なルール
  • 憲法を破る法律は「違憲」で無効になる
  • 憲法は「国民の自由と権利を守るため」にある

つまり、憲法と法律の違いを理解することは、
自分の権利を知り、守るための第一歩なんです。

私たちが普段の生活を安心して送れるのは、
この「憲法」と「法律」という二つのルールがあるおかげです。

ニュースで「憲法改正」「新しい法律ができた」と聞いたら、
今日学んだことを思い出してみてください。
きっと、今までよりずっと深く理解できるはずです。

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ABOUT ME
ぼくゆう
ぼくゆう
行政書士/大道芸人
1991年2月15日生まれ。練馬区議会議員選挙2023にて無所属新人の中で得票1位(1526票)を獲得するも落選。
行政書士事務所代表。ジャグリングギネス記録を樹立し、テーマパーク等のショーに出演もしている。
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