政治の基本

国会議員の給料はいくら?日本の国会議員の年収・手当・仕組みをわかりやすく解説

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「国会議員って、どれくらい給料をもらっているの?」

「税金で払われているって聞いたけど、多すぎるって本当?」

そんな疑問を持つ人はとても多いです。ニュースやSNSでは、「国会議員の給料は高すぎる!」という声もよく見かけます。でも、実際の金額や仕組みを知っている人は意外と少ないかもしれません。

この記事では、国会議員の給料(歳費)・手当・実質年収・仕組みを、やさしく説明していきます。


国会議員の給料が話題になる理由とは?

国民の給料と比べるとかなり高いから

国会議員の給料は、ふつうの会社員と比べてとても高いです。たとえば、日本のサラリーマンの平均年収はおよそ 440万円前後ですが、国会議員の年収はその4〜5倍以上になります。

この大きな差が、「高すぎるのでは?」と言われる理由です。

税金から支払われているから

国会議員の給料は、私たちが払っている税金から出されています。そのため、「自分たちのお金がどう使われているのか知りたい」という国民の声が大きくなるわけです。

仕事内容がわかりにくいという問題も

国会議員がどんな仕事をしているのか、テレビでは全部わかりません。「会議で寝ている議員がいる」「出席していないのにお金がもらえるの?」など、イメージが悪くなることもあります。

こうした理由で、「給料に見合っているのか?」と疑問が生まれてくるのです。


国会議員の給料(歳費)のしくみと金額

国会議員の「給料」は正式には「歳費」と呼ばれる

国会議員のお給料は、「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律」という法律で決められています。つまり、勝手に金額が変えられるわけではなく、国会で決まり、国民が知らない間に増えたり減ったりすることはありません。

具体的な金額:月129万4,000円

一般の国会議員(議長・大臣などの役職がない人)の歳費は

➡ 毎月 約129万円➡ 1年間で 約1550万円

これが「基本給」にあたるお金です。ここから税金も引かれます。

期末手当(ボーナス)ももらえる

国会議員は、会社員でいうボーナス「期末手当」も年2回もらえます。金額は 年間 約635万円前後です。

つまり、

✅ 基本給:年 約1550万円✅ ボーナス:年 約635万円

➡ 合計 約2200万円前後が、国会議員の「年収の基本額」です。


国会議員は給料以外にもお金がもらえる?見えにくい手当とは

実は、国会議員の収入は「歳費」だけではありません。ほかにも「手当」と呼ばれるお金があり、その中には使いみちを公開しなくてもよいものもあります。

① 文書通信交通滞在費(文通費)=毎月100万円

文通費とは、「政治活動のために必要なお金」として毎月100万円が支給されます。しかし、このお金は 領収書なしでOK・税金もかからない ため、「本当にちゃんと使われているの?」という疑問が多く出ています。

➡ 年間では 1200万円 になります。

② 立法事務費 月65万円

国会議員が法律を作ったり調べものをしたりするためのお金です。こちらも 使い道を公開しなくてもよい とされています。

③ 秘書の給料は国が負担

国会議員には「公設秘書」が3人つけられ、その給料は税金で支払われます。実際に議員本人が払うわけではありません。

④ 交通費・新幹線代・航空機パスなども支給

議員は地元と東京を行ったり来たりします。そのため、 JRグリーン車無料パス・飛行機無料パス・宿泊費補助 などもあります。


★合計すると、国会議員にかかるお金は年4000万円以上とも言われる

表向きの「年収2200万円」だけでなく、✅ 文通費1200万円✅ 立法事務費780万円✅ 交通費・秘書給与など国負担分も含めると…

➡ 実質、1人あたり 年4000万円〜5000万円以上の税金が必要 と言われます。


国会議員の給料は世界と比べて高いの?

日本の国会議員の年収は、世界の国と比べてもかなり高い方です。たとえば…

国名年収(日本円換算)
日本約2200万円+手当
アメリカ約1740万円
イギリス約1200万円
韓国約1300万円

➡ 日本は世界トップクラスの高額議員報酬国 です。

国民の平均年収と比べたときの差も、日本はかなり大きいと言われています。


国会議員の給料制度のメリット・デメリット

✅ メリット

  • お金の心配をせず、国のことに集中できる

  • 賄賂(わいろ)や不正を防ぐ効果がある

  • 優秀な人材が政治の世界に入ってきやすくなる

❌ デメリット

  • 国民の平均年収と比べて高すぎる

  • 仕事の成果と給料が結びついていない

  • 文通費など「使途不明金」が多く、透明性が低い


国会議員の給料について知るべき5つのポイント

  1. 国会議員の年収は約2200万円以上

  2. 実質支給額は「手当」をふくめると4000万円以上になる

  3. お金はすべて税金から出ている

  4. 手当には使いみちを公開しなくてもよいものがある

  5. 他の国と比べても日本はかなり高額


まとめ:給料のことを知ると、政治がもっと身近になる

国会議員の給料は、「高いか安いか」だけで判断するものではありません。なぜその金額なのか、本当に必要な支出なのか、国民が知ることがとても大切です。

  • お金の流れを知ることは「政治に参加する第一歩」

  • 国会議員にとっても、国民の信頼を得るための説明が必要

  • 「知らないまま文句を言う」のではなく、正しい情報を持つことが大切

これからニュースで「国会議員の給料」という話題が出てきたら、今日の内容を思い出してみてください。政治がぐっとわかりやすくなります。

ABOUT ME
ぼくゆう
ぼくゆう
行政書士/大道芸人
1991年2月15日生まれ。練馬区議会議員選挙2023にて無所属新人の中で得票1位(1526票)を獲得するも落選。
行政書士事務所代表。ジャグリングギネス記録を樹立し、テーマパーク等のショーに出演もしている。
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