国債とは?初心者でもわかる仕組み・メリット・リスクをやさしく解説
投資に少し興味はあるけれど、「国債(こくさい)」という言葉を聞くとむずかしそう…と思っていませんか?
この記事では 国債のしくみ・メリット・リスク・買い方までをやさしく解説します。
「投資ってこわい」という人でも、国債のことを知ればお金の世界が少し身近に感じられるはずです。
まずはゆっくり読んでみましょう。
国債とは何?知らない人向けにわかりやすく解説
国債=国が発行する“借金の証し”
国債(こくさい)とは、国がお金を借りるために発行する借金の証書(しょうしょ) のことです。
たとえば、日本政府が「道路を作るお金が足りない」「災害復興のお金が必要」などというとき、国は国民や会社などからお金を借ります。
そのときに発行するのが「国債」です。
つまり…
| 立場 | やっていること |
|---|---|
| 国(日本政府) | お金を借りる |
| 国債を買う人 | 国にお金を貸す |
あなたが国債を買うと、「国にお金を貸す人」になる、ということですね。
国債は誰が買っているの?
国債を買う人はこんな感じです。
- 銀行
- 保険会社
- 投資家
- 個人(ふつうの人)
「なんだ、国債って大きなお金を持ってる人だけが買うんだ」と思うかもしれませんが、1万円から買える国債もあるので、普通の人も買えます。
国はどうしてお金を借りるの?
国が借金をしてまでお金を集める理由は、
- 年金や医療費などの支払い
- 災害の復興
- 経済が悪くなったときの対策
- 公共施設や学校の建設
など、国を運営するために必要なお金を集めるためです。
つまり、国債は「国を動かすためのお金集めの道具」なのです。
国債の種類と特徴
国債にはいくつかの種類があります。
ここでは 投資初心者が知っておけばOKな3種類だけ にしぼって紹介します。
個人向け国債(初心者向け)
- 国が「個人向けに特別に作った国債」
- 金利が下がりすぎないように保証つき
- 元本(もともとのお金)が保証される
- 1万円から買える
※「元本保証(がんぽんほしょう)」とは、預けたお金が減らないということです。
利付国債(市場で売買されるタイプ)
- 銀行や投資家がよく買うタイプ
- 市場で値段が変わる
- 途中で売ると損することもある
期間(いつお金が戻るか)で分ける国債
| 名前 | 何年でお金が戻る? |
|---|---|
| 短期国債 | 2年以下 |
| 中期国債 | 3〜5年 |
| 長期国債 | 10年以上 |
国債のメリットとは?初心者が知っておきたい安心ポイント
メリット① 元本保証でリスクが小さい
国債のいちばんの強みは 「元本保証」 です。
株は値段が下がるとお金が減ってしまいますが、国債は満期(お金が返ってくる日)まで持っていれば、必ず預けた金額が返ってきます。
メリット② 国が倒産しない限りお金は返ってくる
国がなくなる(=倒産)というのはほぼありえません。
つまり 「銀行より安全」 と言われることさえあります。
メリット③ 定期預金より金利が高いことがある
たとえば、銀行の定期預金の金利が0.002%でも、国債なら0.3%以上など、数百倍ちがうこともある のです。
国債のデメリット・リスクも知っておこう
メリットばかりではありません。
国債にも弱点があります。
デメリット① インフレに弱い
たとえば、100万円で買えたものが、物価が上がって150万円になったら?
国債で増えたお金があっても、実際の生活では「お金の価値が下がった」ことになります。
これを「インフレリスク」と言います。
デメリット② 途中で売ると損することもある
国債は 満期まで持てば安全 ですが、途中で売ると値段が下がっていることがあり、マイナスになることがあります。
デメリット③ 金利がずっと高いわけではない
金利は世の中の流れで変わります。
「金利がどんどん上がる時期に買った国債は、逆に不利になる」こともあります。
国債の買い方ガイド【初心者向け】
「国債って、どうやって買うの?」
ここが気になる人が多いでしょう。買い方はとてもシンプルです。
国債の買い方ステップ
- 証券会社や銀行で口座を作る
- 「個人向け国債を買う」と申しこむ
- お金を入金する
- 満期まで待つと、お金+利息が返ってくる
国債はどんな人に向いている?
国債はこんな人にぴったりです。
- 投資をしたいけど損するのはこわい
- 銀行に預けてもお金がほとんどふえない
- 将来にそなえて少しずつお金をふやしたい
- 安全な資産を持っておきたい
国債とほかの投資を比べてみよう
| 投資商品 | リスク | リターン(ふえる量) | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 国債 | かなり小さい | 小さい〜ふつう | 守り重視の人 |
| 株式 | 大きい | 大きい | チャレンジしたい人 |
| 投資信託 | 中くらい | 中くらい | バランス型の人 |
| 預金 | ほぼゼロ | とても小さい | リスク0を求める人 |
国債と相性のいい「組み合わせ投資」
- 国債+投資信託
- 国債+株式
- 国債+つみたてNISA
国債は「投資の土台」として使う人が多く、安心資産としてポートフォリオに入れる 使い方が人気です。
まとめ|国債はすべての人が知っておくべき“安全資産”
最後にもう一度「国債とは?」をシンプルにまとめます。
- ✅ 国債は国が発行する“借金の証書”
- ✅ あなたは国にお金を貸す人になる
- ✅ 元本保証がありリスクが低い
- ✅ 投資初心者でも買いやすい
- ✅ インフレや途中売却には注意が必要
- ✅ 資産運用の「土台」に向いている
国債を知ると、投資の世界がいっきに理解しやすくなります。
まずは「こわいものではない」と知ることが一歩目です。
「投資はしたいけど不安」という人こそ、国債からはじめてみてください。

